強迫性障害の有名人:ハワード・ヒューズ

強迫性障害の有名人:ハワード・ヒューズ

ハワード・ヒューズは、「地球上の富の半分を持つ男」とまで言われた有名なアメリカの大富豪ですが、彼は強迫性障害であったと専門家に指摘されていました。
彼の半生が描かれた「アビエイター」という映画があります。

 

ハワード・ヒューズは、若くして航空業界と映画製作で成功し、数々のハリウッド女優と浮名を流しました。
彼の成功の秘訣は、完璧主義と執着心であったと言われています。

 

彼自身、完璧主義に悩んでいたと恋人に明かしています。
ありえないかもしれないおかしい考え方にとりつかれ、正気を失うんではないかと。
これは強迫観念だと考えられます。

 

また、パーティ会場のトイレでいつまでも手を洗い続ける彼の姿も目撃されています。
ドアノブも触れない、食器を触るのにも躊躇していたそうです。

 

飛行機事故で体が不自由になり、ビジネスがうまくいかなくってから、強迫性障害はもっとひどくなります。
日常生活を儀式のようにルールで縛り、また物を溜め込む癖も発症しました。
また晩年は、事故の治療に用いられた麻薬を乱用し、薬物依存症にも陥ってしまいました。

 

母親もひどい潔癖症であったことがわかっています。
もちろん育て方にも大きな影響が出て、彼の幼少期は内向的であったと言われています。
また、強迫性障害にはなりやすさも遺伝するので、ビジネスへのプレッシャーを考慮すると、強迫性障害を発症するのに十分な環境であったと言えます。